ロゴ・パッケージデザイン/ 菓子工房 Cafe Konditorei KALAS
横浜市にある菓子工房兼カフェCafe Konditorei KALAS さまのロゴデザインとパッケージデザインを担当しました。
2019年の7月にオープンする際にオーナーパティシエの方にお声がけいただき、ロゴを制作。
それがきっかけで、現在もグラフィックデザインをはじめとしたプロジェクトをお手伝いさせていただいています。
「工房」というだけあって、通りに面した大きな窓からは作業台を見ることができます。
2019年の7月にオープンする際にオーナーパティシエの方にお声がけいただき、ロゴを制作。
それがきっかけで、現在もグラフィックデザインをはじめとしたプロジェクトをお手伝いさせていただいています。
「工房」というだけあって、通りに面した大きな窓からは作業台を見ることができます。
Cafe Konditorei KALAS について
"Konditorei " とはドイツ語の「洋菓子店」。
ここからわかるとおり、パティシエの唐須さんのレシピはドイツに学ばれたものです。豊富な焼き菓子は、掌にすっぽりおさまるほど小さくて可愛らしい。
焼き菓子は、家庭で焼くような素朴なものか、たっぷりとシロップやフルーツの香りが詰まった宝石のようなものかどちらか、という印象ではないでしょうか。KALASの焼き菓子は、小さい中にもぎゅっと深い味わいで、かつ控えめな甘さが上品です。
そして特筆すべきはやはりアーティスティックなオーダーケーキ!クリーム、フルーツ、そして技術。
唐須さんはアイシングクッキーの達人でもあるだけあり、夢のようなオリジナルケーキを作ってくださいます。
作品は、ぜひインスタグラムでチェックしてみてください。
ここからわかるとおり、パティシエの唐須さんのレシピはドイツに学ばれたものです。豊富な焼き菓子は、掌にすっぽりおさまるほど小さくて可愛らしい。
焼き菓子は、家庭で焼くような素朴なものか、たっぷりとシロップやフルーツの香りが詰まった宝石のようなものかどちらか、という印象ではないでしょうか。KALASの焼き菓子は、小さい中にもぎゅっと深い味わいで、かつ控えめな甘さが上品です。
そして特筆すべきはやはりアーティスティックなオーダーケーキ!クリーム、フルーツ、そして技術。
唐須さんはアイシングクッキーの達人でもあるだけあり、夢のようなオリジナルケーキを作ってくださいます。
作品は、ぜひインスタグラムでチェックしてみてください。
「きれい」なイメージで。カラスのロゴデザイン
唐須さんと、恵比寿のカフェで初めてお打ち合わせさせていただいた時のことです。
ロゴの制作にあたっては、毎回ヒアリングシートをご記入いただくと同時に、直接お話をさせていただきます。
唐須さんとお話しし、使いたいモチーフや使っていくカラーパレットの方向性をざっくりと共有したあと、目指したいイメージを思い浮かんだ言葉で教えていただけますか?と伺ったところ、少し悩まれ、ゆっくり呟くように「...きれい」とおっしゃいました。
なんてシンプルで、明確。
ここから、モチーフでご希望だった「花とカラス」を「きれい」に落とし込む旅が始まりました。
ロゴの制作にあたっては、毎回ヒアリングシートをご記入いただくと同時に、直接お話をさせていただきます。
唐須さんとお話しし、使いたいモチーフや使っていくカラーパレットの方向性をざっくりと共有したあと、目指したいイメージを思い浮かんだ言葉で教えていただけますか?と伺ったところ、少し悩まれ、ゆっくり呟くように「...きれい」とおっしゃいました。
なんてシンプルで、明確。
ここから、モチーフでご希望だった「花とカラス」を「きれい」に落とし込む旅が始まりました。
ブランドカラーパレットの設定
お話を伺った時点で、内装工事に入られていました。
今回はご本人の納得したデザインの「実店舗」というキーストーンがあったので、カラーパレットの設定にはそこまで悩まずに済みそうでした。
色を拾い上げ、メインとサブとベースカラーをどこにするのかを設定していきます。
まずお店の内壁が一面やさしいミントブルーになるということ、またご本人も大好きな色であること、「きれい」のイメージからも、メインカラーはこれ以外考えられませんでした。
ベースカラーの2色もお店の内装から取ることにし、あとは美しいパレットになるよう微調整をするのみ。
問題は、サブとしても使うアクセントカラーでした。
ミントブルーは、優しい色ではありますが純度はそこまで高くなく、個性的。
それを殺さないアクセント色であることはもちろん、引き立てるサブ役がほしいところです。
反対色で冒険する?同系色の濃淡で逃げる?等もんもんとしつつ、できればお店で使われている色がいいという思いもありました。
そこで光があたったのが、唐須さんが好きでコツコツ集めているというポーランドの食器。
「ドイツじゃないんですけどね...」と前置きしつつ、カフェとして運営する際も、コーヒーカップとして使われていくとのことをお話くださり、これしかないと確信。
ほかの3色とバランスをとりながら調整をし、最後の一色「ポーランド・ブルー」が加わったのは喜びの瞬間でした。
余談ですが、クラクフという古都が美しいポーランドは、ベルリンから日帰りできる国です。
今回はご本人の納得したデザインの「実店舗」というキーストーンがあったので、カラーパレットの設定にはそこまで悩まずに済みそうでした。
色を拾い上げ、メインとサブとベースカラーをどこにするのかを設定していきます。
まずお店の内壁が一面やさしいミントブルーになるということ、またご本人も大好きな色であること、「きれい」のイメージからも、メインカラーはこれ以外考えられませんでした。
ベースカラーの2色もお店の内装から取ることにし、あとは美しいパレットになるよう微調整をするのみ。
問題は、サブとしても使うアクセントカラーでした。
ミントブルーは、優しい色ではありますが純度はそこまで高くなく、個性的。
それを殺さないアクセント色であることはもちろん、引き立てるサブ役がほしいところです。
反対色で冒険する?同系色の濃淡で逃げる?等もんもんとしつつ、できればお店で使われている色がいいという思いもありました。
そこで光があたったのが、唐須さんが好きでコツコツ集めているというポーランドの食器。
「ドイツじゃないんですけどね...」と前置きしつつ、カフェとして運営する際も、コーヒーカップとして使われていくとのことをお話くださり、これしかないと確信。
ほかの3色とバランスをとりながら調整をし、最後の一色「ポーランド・ブルー」が加わったのは喜びの瞬間でした。
余談ですが、クラクフという古都が美しいポーランドは、ベルリンから日帰りできる国です。
カラスが教えてくれる 名刺とショップカード
ロゴのビジュアルとカラーパレットができたら、あとは必要なグラフィックデザインを作っていくだけです。
2019年のオープン時では、お名刺兼ショップカードのみを制作させていただきました。
カラスが教えてくれる、google map がポイントです。
ちなみに、背景に敷かれているお花はロゴにも使われているものですが、ジャスミンです。
ドイツの国花、青い花などいくつか候補がありましたが、やわらかな白が美しく、7月のオープンということでこの時期に咲くアラビアンジャスミンにしました。ショップのドア前にも、ジャスミンの鉢植えがあるんですよ。
2019年のオープン時では、お名刺兼ショップカードのみを制作させていただきました。
カラスが教えてくれる、google map がポイントです。
ちなみに、背景に敷かれているお花はロゴにも使われているものですが、ジャスミンです。
ドイツの国花、青い花などいくつか候補がありましたが、やわらかな白が美しく、7月のオープンということでこの時期に咲くアラビアンジャスミンにしました。ショップのドア前にも、ジャスミンの鉢植えがあるんですよ。
パッケージデザインとリーフレット
ロゴ制作から2年。2周年を迎えられるタイミングで、パッケージデザインが揃いました。
定番の焼き菓子と、冬にリリースされたザッハトルテ。
ふたつのギフトボックスは、中身をアレンジされていろいろな用途にも使われているそうです。
定番の焼き菓子と、冬にリリースされたザッハトルテ。
ふたつのギフトボックスは、中身をアレンジされていろいろな用途にも使われているそうです。
焼き菓子のギフトボックス
S・M・L と3種の焼き菓子詰め合わせボックス。こちらは使われていた白い箱にスリーブをかけるかたちで、リーズナブルに仕上げながら、ショップがプロデュースするブランド力の格上げを目指しました。
Sにはポーランド・ブルーで、しっかりとした存在感を持たせ、M/Lにはミントブルーで優しい雰囲気に仕上げています。
Sにはポーランド・ブルーで、しっかりとした存在感を持たせ、M/Lにはミントブルーで優しい雰囲気に仕上げています。
青いスペシャルギフトボックス
ロゴの箔押しを入れた、ブルーのギフトボックス。長方形と円形のザッハトルテ、それぞれに合わせて同デザインで製作しました。
ザッハトルテは、チョコレートケーキの中でももっとも重厚なお菓子のひとつでしょう。
ウィーンのホテル・ザッハーのものと、デメルのものが有名ですよね。
KALASのザッハトルテ、ぜひ試してみてください!
ザッハトルテは、チョコレートケーキの中でももっとも重厚なお菓子のひとつでしょう。
ウィーンのホテル・ザッハーのものと、デメルのものが有名ですよね。
KALASのザッハトルテ、ぜひ試してみてください!
焼き菓子のリーフレット
焼き菓子には、ちいさなお菓子の説明カードを同梱。
中身のお菓子のイラストから、デザインまでPencake worksでしあげました。
目の前のお菓子を食べられることを楽しみに、ひとつひとつ描いていきました。
中身のお菓子のイラストから、デザインまでPencake worksでしあげました。
目の前のお菓子を食べられることを楽しみに、ひとつひとつ描いていきました。
地元の方々に愛される、ミントブルーのやさしくナチュラルなお店
オーナーパティシエの郁実さん。
地元のリピーターの方々に愛されているようすがよくわかりました。
実は、今また新たなプロジェクトを進行中。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
地元のリピーターの方々に愛されているようすがよくわかりました。
実は、今また新たなプロジェクトを進行中。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!